おそらく、新築マイホームを購入しようとして、毎月の返済が成り立つのか不安になっているのではないでしょうか。
実は、きちんとした戦略を立てて新築マイホームを購入することで、破綻する可能性を0に近づけることができるんです。
実際に、私自身も今回紹介する方法で、破綻するリスクをほぼ0にすることが出来ています。
もし、あなたが、新築マイホームを購入して破綻をしたくないのであれば、ぜひ、この記事を最後まで読んでください。
そうすれば、破綻するリスクをゼロに近づけることができます。
・売りやすい・貸しやすい立地を選べ
・返済額は世帯手取り年収の20%以下
・土地にお金を使え
新築マイホームで破綻して、借金を背負わないための3つの戦略!
【新築】破綻で借金を負わない戦略1.売りやすい!貸しやすい立地を選べ
新築マイホームで破綻して、借金を背負わないための戦略の1つ目は、売りやすい、賃貸に出しやすい立地を選べ。
なぜなら、ローンが返せなく破綻しても、貸せて良し、売って良しの場所なら借金を背負う必要がなくなるからです。
実際に私自身、新築マイホームを購入しましたが、県内でも売りやすい地域で、ローン金額と同じ程度の賃料が取れる場所に購入しました。
イメージとしてはこんな感じですね↓
売買価格(2020年相場) | ローン残高 | |
新築時 | 約3000万円 | 3400万円 |
築10年 | 約2700万円 | 約2330万円 |
築20年 | 約2300万円 | 約1360万円 |
築30年 | 約1800万円 | 約390万円 |
賃貸価格(2020年相場) | 月の返済額 | |
新築時 | 12万円 | 11万円 |
築10年 | 11万円 | 10万円 |
築20年 | 10万円 | 9万5千円 |
築30年 | 9万円 | 8万5千円 |
上記のイメージで私は新築マイホームを購入しました。
2020年現在の売買相場と賃貸相場を表にして、最悪の状態になっても貸すことも出来るし、最悪売ることでローンを返済することが出来るようになっています。
とは言え、2020年の相場でしょ!10年後、20年後わからないじゃん!と言われる方もいるかもしれません。
もちろん、未来はわかりませんが、何も考えないで購入するよりは、かなり破綻し借金を負うリスクは下げることができます。
しかも賃貸相場も、安めに設定しています。
これぐらい、新築マイホームを購入するときに考えていれば、問題ないと考えています。
なので、必ず新築マイホームを建てる時は、売れる、貸せる立地に購入するようにしてくださいね。
【新築】破綻で借金を負わない戦略2.ローン返済額は世帯年間手取りの20%以下。
2つ目の戦略としては、年間世帯収入(手取り)の20%以下の支払いにする。
なぜなら、最悪のケースがあったとしても、年間世帯年収(手取り)の20%以下なら支払うことができるからです。
例えばですが、私の世帯収入はだいたい900万円
金額(およそ) | |
世帯収入 | 900万円 |
手取り | 700万円 |
手取りの20% | 140万円 |
年間ローン支払い額 | 130万円 |
手取りの20%以下にしていれば、最悪どちらかがリストラにあって収入が減ったとしても、支払える金額になっています。
この20%以下を目安に、購入金額を割り出せばローン地獄で破綻を回避することができる可能性が高くなります。
例えば、世帯での手取りが200万円減ったとしても、500万円の手取りがありローンを差し引いても360万円残ります。
月に換算すれば、30万円使えることになります。
月30万円あれば、問題なく生きていくことができます。
このように、自分たちの手取りで数百万円下がっても大丈夫なように私の戦略としては、手取りの20%以下に設定しました。
最悪破綻しそうになったとしても、とりあえず賃貸に出すことも可能なので問題ないと考えています。
これが2つ目の戦略、世帯収入(手取り)の20%以下にローンを抑えることです。
新築ローン地獄で破綻しない戦略3.土地にお金を使え
新築ローン地獄で破綻しても借金を負わない戦略として、最後は建物より、土地にお金を使うことです。
なぜなら、建物は減価償却で価値が減少しますが、土地は価値が0になることはないからです。
基本的に家を建てる時は木造です。
木造の減価償却は自宅の場合、33年と設定されています。
なので、33年間かけて価値が下がっていきます。33年後には、価値は0になります。
その点、土地に関しては毎年価値が下がるわけではなく、周りの環境に左右されることで価値が上がったり、下がったりします。
もちろん価格が下がる可能性はありますが、0になることはほぼありません。
なので、必ず価値が下がる建物にお金を掛けるのではなく、下がるときもあれば、上がる可能性がある土地にお金を使うようにしてください。
特に駅から徒歩圏内、都心部など需要が高い場所は土地の値段が低くなりにくい傾向があります。
そこを狙って、極力狭くてもいいので、土地値が上がりそう若しくは、下がりそうにない場所を選定してください。
そうすれば、購入金額に近い形で売り抜け、借金を背負う心配が低くなります。
ちなみにですが、私の土地は1330万円で、建物に1900万円(税抜き)でした。多少建物が高くなりましたが、許容範囲内なので、問題はありません。
新築マイホームは負債。資産ではない
最後に1つお伝えしたいことがあります。
世の中では、「マイホーム=資産」と言われていますが、それは大きな間違いです。
なぜなら、資産というのは購入後に価値が高くなるもののことを言うからです。
例えばですが、新築マイホームを3500万円で購入して、1週間後に4000万円で売れるような物件であれば、資産です。
しかし、ほとんどの新築マイホームは3500万円で購入して、1週間後に売りに出すと3500万円以下の価値になります
これが日本の住宅事情なんです。
なので、「マイホーム=資産」という考えにはなりません。
このことを頭に入れて、新築マイホームを購入するようにしてくださいね。
新築マイホームで破綻したら地獄!必ず、リスクを軽減させる必要あり
・売りやすい・貸しやすい立地を選べ
・返済額は世帯手取り年収の20%以下
・土地にお金を使え
上記の3つを頭に入れて、新築マイホームの購入を検討してみてください。
繰り返しになりますが、新築マイホームで破綻しない戦略は絶対やるべきだと私は考えます。
2020年以降は、終身雇用がなくなり、不安定な時代に突入します。
そんな時に30年以上のローンを組んで支払い続けることが本当に可能かのか、全ての人が考える必要があります。
もちろん、支払うことができればいいですが、まさかの事態に巻き込まれ、破綻する可能性もあります。
なので、今回紹介した戦略で破綻するリスクをできるだけ0に近づける必要があると私は考えます。
ぜひ、これから、新築マイホームを購入しようと検討しているのであれば、ぜひ、私と同じようにしっかりと破綻しない戦略を考え行動してくださいね。