おそらく、築古戸建て投資をやろうと考えているけど、今一歩踏み出せない状況なのではないでしょうか。
実は、築古戸建てには、メリットが4つ、デメリットが3つあるんです。
これは、実際に私が築古戸建てを1年かけて再生した経験談から感じたことです。
もし、これから築古戸建て投資をやりたいと考えているのであれば、ぜひ、この記事を最後まで読んでください。
そうすれば、築古戸建て投資の、メリットとデメリットを理解することが出来ます。
・とにかく時間が掛かる
・急な修繕に多額な費用が掛かる
・手間の割に稼げない
・低予算で参入できる
・莫大な借金を抱えないので、心が安定される
・修繕の知識が向上して、大家レベルが各段に上がる
・子供と一緒にDIYを楽しめる
築古戸建て投資のデメリットを経験者が暴露
築古戸建てのデメリット1.とにかく時間が掛かる
築古戸建てDIYはとにかく時間が掛かります。
なぜなら、大体の築古戸建ての場合、人が何年も住んでいないのでボロボロだからです。
事実私が購入した戸建て1号も、かなり汚くて大変でした。
残置物はモリモリ、壁はヤニだらけで、到底人が住める状態ではありません。
こんな感じ↓
もっと見たい方はこちらを参考にしてください↓
そんなボロボロの築古戸建てをDIYするには、非常に時間も労力もいります。
実際に私が費やした期間が、1年間。(週に1回4時間のDIY)
1年間は流石に掛かり過ぎですが、DIYを頑張ろう!と考えている人は、半年は見ておいた方が良いと思います。
もちろん、毎週土日が休みでフルでDIYができるなら、もっと早く修繕ができます。
まぁとりあえずかなり時間が掛かることだけは理解しておいてくださいね。
築古戸建てのデメリット2.急な修繕に多額な費用が掛かる
急な修繕に多額な費用が掛かる。
なぜなら、かなりの年月が経った上に、ほとんど修繕していないケースで売り出されているからです。
実際私が購入した物件も、ほぼ修繕歴はなく、過去に雨漏りがあった形跡がある物件でした。
購入時には、もう雨漏りはしていないので、大丈夫です!と言われましたが、購入して半年後、台風の影響で雨漏りして屋根が落ちました。
再生中の築古戸建てが、台風により雨漏り&天井落ち。
購入まえから、形跡はあったが😅
また、お金が掛かるー
費用はまた、紹介します、 pic.twitter.com/xLchBiYrof
— KEN☆戸建DIY(1軒賃貸中) (@ken_yakyuu) August 19, 2019
これで約25万円が飛んでいきました。
これが、築古戸建てのデメリットです。
いつなんどき、なにが起こるかわからない。それが築古戸建ての怖いところです。
こんなこともあるんだと、肝に銘じで築古戸建てを購入するようにしてくださいね。
築古戸建てのデメリット3.手間の割に稼げない
築古戸建て投資は、かなり手間が掛かりますが、その割に稼ぐことができません。
なぜなら、アパートやマンションとは違い、戸建ての場合は1世帯しか入居ができないからです。
実際、先ほどの書かせて頂きましたが、かなりの労力を築古戸建てには使います。
ただ、戸建ての場合、どれだけ時間をかけて修繕しても1世帯のみの入居。
入居が成約したとしても、家賃は1世帯の家賃収入しか手元に入ることはありません。
その点、アパートやマンションなど戸数が多い不動産を買った場合は、戸数分だけ家賃収入が入るため、戸建てより確実に稼ぐことが出来ます。
もちろん、借り入れが莫大な金額になるので、リスクはありますが。
アパート経営=(家賃×戸数)×高リスク
築古戸建て経営=(家賃×1)低リスク×高労働力
このように、戸建ては地道にやって戸数を増やして行くしか方法がありません。なので、手間のわりに、稼げないのが真実なんです。
ちなみに、アパート経営ではめ込まれた人の動画が楽待のYouTubeにあるので載せておきますね↓
築古戸建て投資のメリットを経験者が暴露
築古戸建てのメリット1.低予算で参入できる
築古戸建てのメリットは、低予算で参入できることです。
なぜなら、築古戸建ては大体200万円~300万円程度で購入することが出来るからです。
実際に、私自身も1軒目の築古戸建ては220万円で購入しました。
220万円なら、正直かなり低リスクだと思いませんか?
例えば、自家用車を購入しようとしても、220万円程度は掛かります。この220万円の新車を購入して、「やばい、破産する!」となる人はいませんよね。
これが、築古戸建てのメリットなんです。
とにかく、不動産経営の中でも、かなりの低予算で購入できるのが築古戸建てになっています。
ぜひ、不動産経営にチャレンジしたいと考えているなら、築古戸建てはおすすめできます。
築古戸建てのメリット2.莫大な借金を負わないので心が安定する
築古戸建てのメリットの2つ目は、莫大な借金を負わないので心の安定が保たれる。
なぜなら、多くの不動産投資では、銀行から莫大なお金を借りてスタートするからです。
実際に、大家の仲間内を見てみると、安くて数千万円、多くて数十億円の借り入れをして、不動産経営をしています。
あなたは、この数千万、数十億の借金をどう思いますか?
「いや~最初からそんな金額で経営するのは・・」
ですよね。私も同じ考えでした。
だから、築古戸建てで不動産経営を始めたんです。
数百万円から参入でき、自己資金があれば借り入れさえしなくてすむ。
莫大な借金を抱えることなく、不動産経営がスタートできる。
この2つが心の安定を生み出します。
例え、購入して失敗したかも?となっても、最悪値段を下げて売れば売りぬくことも出来ますし、家賃を下げれば貸せることもできる。
最悪どんなにマイナスでに220万円だからどうにかなる!
こんなマインドを作ることができます。
これが2つ目のメリット、莫大な借金とは無縁、心が安定する。
築古戸建てのメリット3.修繕の知識がついて、大家レベルが向上する
築古戸建て経営の2つ目のメリットは、修繕の知識がついて、大家レベルが向上する。
なぜなら、築古戸建ての場合、あらゆる箇所の修繕があるので、DIYや業者へお願いすることにより知識が身につくから。
事実、私自身築古戸建てを購入するまでは、まるっきり素人でしたが、1年間のDIYや業者への発注で、かなり修繕の知識が向上しました。
例えばですが、畳から洋室へ変えるために業者へ頼んだ場合、どのくらいの費用が必要になるのか。
逆に、自分でDIYしたらどれくらい費用を抑えることができるのか。
などなど、他にも多くの事を学びました。
ただ、これが新築の物件の場合は、全て業者が施工してしまうので、DIYや業者に発注する流れなど何も学ぶことはできません。
もちろん、新築は新築で学べることはありますが、築古物件を再生するほうが、多くの事を学べると私は考えます。
築古戸建てのメリット4.子供がいれば一緒にDIYが出来る
最後の築古戸建てのメリットは、子供がいれば一緒にDIYをすることが出来ることです。
稀ですが、現役大家さんの中でも子供と一緒にペンキを塗ったりして、家族で築古戸建てを復活させている人もいます。
例えば、あなたが忙しい会社員で小学生の子供さんがいるとします。
そこで、土日も子供との時間を過ごさないで、築古戸建てのDIYばかりしていたら、奥さんに怒られますよね?
「たまには子供と遊んであげて!」
そこで、今回の築古戸建てのメリット、子供の一緒にDIYをする。
例え、毎週家にいなくても、それが子供と一緒にDIYをしていたら、奥さんの負担も減りますし、子供との時間も確保することが出来ます。
奥さんから怒られることは全くありません。
私も、築古戸建てをDIYしに行くたびに、かなり奥さんが不機嫌になったのを覚えています。(私の場合は、まだ子供が小さかったので諦めました)
なので、ある程度子供が大きくなれば、一緒にDIYをして見てください。子供はかなり喜んでやるようになりますよ。
築古戸建て投資のメリット・デメリットを理解して、後はチャレンジあるのみ
・とにかく時間が掛かる
・急な修繕に多額な費用が掛かる
・手間の割に稼げない
・低予算で参入できる
・莫大な借金を抱えないので、心が安定される
・修繕の知識が向上して、大家レベルが各段に上がる
・子供と一緒にDIYを楽しめる
上記が主な築古戸建て投資のメリット・デメリットになります。
繰り返しになりますが、築古戸建て投資は低リターンですが低リスク。ただし、簡単なことではないことだけ理解しておいてくださいね。
今回は投資という表現で書かせて頂きましたが、実際は経営です。
購入する場合は、経営者としてやっていくぞ!という意識は必ず必要になってきます。
ただ、経営者としての自覚さえあって、しっかり不動産の勉強をすれば、正直、後は諦めなければ必ずなんとかなります。
まずは、今回の築古戸建て投資のメリット・デメリットを読んで、自分で出来るかどうか判断してみてください。